「軟式革命」は、企業コミュニケーションの新しい潮流、ではない。

「2時間あれば読める本ですよ。あさこさんなら1時間で読めちゃうかもしれない」

昨夜、ひょーさんはそう言っていました。「控え目って言ってたのに全然控え目じゃなくなっていた」前夜祭会場でのこと。本の中に登場した軟式アカウントの「なかのひと」、私のようにツイッターでつながった人などで、豚組しゃぶ庵の広い部屋は立食なのに満員で、みんながてんでばらばらに楽しんでいるとても居心地のいいパーティでした。

程よく酔っ払って疲れた足をほぐしながら寝てしまい、一夜明けて、本を開いてみました。1時間で読めちゃうなら、仕事を始める前に丁度いいね、とか思いながら。

そして序章「猫とピーナッツの話」でいきなり立ち止まる。
ひょーさんは私と同じ時代を生きていた人だ。
そして同じことに疑問を持って、20年間考え続けてきた人だったんだね。

企業の中には「なかのひと」がいます。当たり前の話なんだけど、それは言わないことが正しくて、いかに企業という組織を上手に滞りなく動かすための部品になれるか、それが正しい企業人、ビジネスパーソンとしてのあり方だとされてきた時代がありました。そして今もまだ、おおむねそれは変わっていません。

企業を外から見た時にもそれはおなじで、「企業として」人格のない組織として見えているのが当然のあり方でした。それは、私達が企業を見る時に使うツールによるところが大きいと思います。企業が顔を見せるメディアが新聞・テレビといったマスメディアからウェブやメールになり、少しずつ粒度が上がってきた。と同時に、企業を構成している部品としての人間も見えてきたということだとおもいます。

そしてツイッターというツールが出てきたことで、完全になかのひとを「人」として見ることができるスコープを、私達は手にしたのです。それを知らないで、今までのメディアと同じような情報の見せ方をしている企業アカウントは淘汰されていく。この本で取り上げている「ツワモノたち」は、それに気づいた企業と、なかのひとなんだと思います。

企業として、ツイッターアカウントをどう運営していくか、ということを知りたい人にとって、この本は良い事例集になっています。後に「軟式革命の時代」と呼ばれることになるのかどうかは知らないけど、一つの変化の始まりの記録としても、価値があることでしょう。

でも、軟式革命の本質は、たぶんツイッターとは関係ない。ツイッターは契機ではあったかもしれないけれど。それは、企業が「なかのひとのあつまりである」ことに、なかのひともそとのひとも気づいて、自然に受け入れるということだと思うのです。

人の中には、かかわる人や組織の数だけ、いくつもの役割に応じた「部分」があります。企業人であるというのはその中の一つにしかすぎません。本書に登場した根来先生が「軟式とはマージナルアカウント」とおっしゃっていたけれど、それは当然の話で、組織と人の関係でいえば、人はその内部に界面を持つ存在なのです。

企業はなかのひとの集まりであることに気づくことで、企業のあり方が根本的に変わるはずです。なかのひとは企業を機能させるための部品ではなく、なかのひとを幸せにするための道具が企業になるはずなのです。それが、ひょーさんのいう「ピーナッツの山を崩す人を見つけるのではなく、その人が積み上げようとしていた山を見つけようとする」ということなのだと思います。

「軟式革命」を、企業コミュニケーションの新しい潮流で終わらせてはいけない。
猫とピーナッツの時代の片隅で生きて、そして今ここにいるから、そう思います。

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見出しの付け方。

日本通信がmicroSIMを出すというニュース、最初に流れたのは日経の記事。見出しもWebでは見れないようなので画像はっときます。

iPhone 4 ドコモ回線で利用可能に

日経本紙 2010年8月6日朝刊 10面

SIMロック端末の仕組みを知っている人ならこの見出しを見れば「SIMフリーのiPhone4用に日本通信がmicroSIMを出す(現在国内で販売されているもがそのまま使えるわけではない)」ということが分かるわけですが、どうも「ドコモでiPhone 4」が独り歩きして、アップルストアで買ってきたiPhoneにそのままmicroSIMさせばいい、みたいな誤解をされている方が多いんじゃないかという気がしました。

で、他のメディアではどういう見出しがついていたか。以下Googleニュースで検索した各社を列挙。

【「ドコモ」「iPhone 4」という言葉がそもそも入っていない】

【「海外版」「SIMロックフリー」など、現在国内で販売されているiPhoneではないことを明示する言葉が入っている】

【「ドコモ」「iPhoone 4」が入っているが、SIMフリー等の言葉が入っていない】

どの記事も最後までちゃんと読めば「SIMロックフリーのiPhone 4用のサービス」であるということは書いてあるのですが、見出しの付け方一つで印象がずいぶん変わるなあと、あらためて思いました。

【参考情報】

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恵比寿の猫カフェ。

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でろーん。

雨がやんで暑くなった恵比寿駅前を仕事したくない病を発症しながら歩いていたら、猫カフェに遭遇。Nyafe Melangeさんです。ってさ、キャッチフレーズが「猫と癒しと無線LAN。……私のためにあるようなお店じゃないですか。にやにや。無線LANは確認し忘れてたのが不覚。

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Xperiaに興味しんしん→がじがじされました。

アンチグレアシートに穴あいてた

写真はこちら。今日はぺりあたんしか持ってなかったのであまりとってませんが。次回はGX200持って遊びにいきます!

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夏ボッサ。


夏ボッサ –
アトリエ・ボッサ・コンシャス  (2010.06

iTunes Storeでなんとなく「夏」で検索してみたらお勧めされたアルバム。
よく行く近所のカフェで流れてる曲が並んでた。

あーこれ欲しい、とおもってアマゾンでぽちろうとしたら、2,100円だった。
iTunes Storeは1曲150円、だけどアルバムで買うと12曲入りが900円。

…iTunes Storeで買いました。これはCD売れなくなるよねえ。

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今さらb-mobileSIM U300を試してみた。

昨日日本通信がSIMロックフリー端末用についにb-mobileSIM U300相当のデータ通信使い放題に音声通話もできるSIMカードを発売開始!というニュースが流れまして(商品説明はこちら)。月額利用料比較表を見ていたら、ドコモのスマートフォンでパケホーダイ上限に比べると月額3000円ぐらいこっちのが安いんですね。

で、これはXperiaのカード入れ替えてもいいんじゃなかろうか、と思ったのですが、Xperiaでは全く音声通話使わないじゃん!ということに気がついて、いまさらですがb-mobileSIM U300を1カ月分だけお試し利用してみることにしました。

b-mobileのオンラインショップで注文したら、その日の夜には発送連絡がきて、翌日夕方には到着しました。

裏面にシールが貼ってあるけど、FOMAカード。

まず、カードの裏にあるフリーダイヤルに電話をかけて、開通手続きをします。はじめてXperiaで電話かけました。別にケータイなら何でかけてもいいみたいですけどね。

手続きが終わったので、早速SIMをはずそうとして…落としました。30分ほど捜索のために作業中断(机の下に設置しているプリンタスペースの下に入り込んでた)。

気を取り直して、バッテリーカバーをはずして、装着です。FOMAカードなので、キャリアも「DOCOMO」として表示されます(左上)。あとはホーム画面からモバイルネットワークのAPNを設定。

「ワイヤレス設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」でメニューボタンを押して「新APN」を選び、パッケージ内側に書いてある設定をそのまま入力します。入力後、メニューボタンを押して「保存」すると、設定したアクセスポイント名が表示されているので、選択します(右下)。元々の設定は残っているので、万一、つながらなかったりして設定を戻したい場合は「mopera U スマートフォン定額」を選べばOK。

選択後、ホームに戻って、右上に「3G」のアイコンが表示されてたら開通成功です。

「3G」のアイコンが出たら接続完了。

最初、アイコン出なくて焦りましたが、Wi-Fiに自動接続されていたようです。Wi-Fiを止めたら無事に認識されました。

早速使用してみた感じは、今のところ、FOMAと全く変わらないどころか、データが落ちてき始めるまでのタイムラグが少なくて、むしろ速く感じることもある感じ。不安だったのはU300っていうのがはたして体感でどのくらいFOMAより遅くなるのかってことだったんですが、カタログスペック上とは言え「下り最大7.2Mbps、上り最大5.2Mbps」と「上下300kbps超のベストエフォート」が遜色なかったのは驚きでした。

ほとんど変わらないよーとは聞いていたんですが、自分で使ってみると実感しますね。1カ月使ってみて、よければ延長しようと思っていたんですが、もうこのままでいいやと早くも思い始めています。

追記:ドコモのSIMはなくさないようにXperiaの箱に入れました。 ←自分用めも。

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