土曜日の朝。厚切りのトーストが食べたくて、近所の「喫茶店」のモーニングセットを食べに行ったのです。近所のおっちゃんやおばちゃんが集まってきて、トーストとゆでたまごとコーヒーのシンプルなモーニングを出してくれて、新聞や雑誌が店内のカラーボックスに置いてあるようなお店です。
お店にあった日経朝刊を読んでいたら、「プラス1」で初心者におすすめのスマートフォンを取り上げてるのが紹介されていました。ちょっと気になったので読んでみたいと思ったのですが、お店には本紙のみでプラス1は置いていませんでした。Twitterで聞いて順位は教えてもらったのですが(1位:iPhone 3GS、2位:Xperia、3位:HTC Desire)、評価理由が気になったのでどこかで読めないかとぐぐってみました。
日経gooで日経4紙の記事の見出しが検索できるんですね、ふむふむ。記事1本262円なら、ちょっと高いけど、まあ、買ってもいいかなあ。で、「日経プラスワン」で検索してみたらこんなの出てきました。このページに表示されてる10件のうち9件までが、ランクインした端末名です。

クリックすると画面全体のスクリーンショットが表示されます。
んー、これ見出し検索だよね?もしかして1つの機種の紹介=1本の記事、として数えてる?購入したらいったいいくらになるの?と思って「情報購入手続き」で全部選択してみたら、262円×10本=2620円、と表示されました。実際には1面分の記事に13本の見出し(次のページに表示されている)が立ってることになっていたので、特集一つ読むのに262円×13本=3406円。
えーっと、4000円払えばほぼ全ての記事が1ヶ月間Webで読める媒体の、ある特定曜日のある1面だけを読むために3406円払えってか。外部サービスであることと、検索の利便性を考慮しても、さすがにないわー。
結局近所のコンビニで本紙を買ってきたところ、こんな感じのレイアウトでしたよ。

いやそりゃたしかに見出しと言われればそうかもしれませんが…
これを見出しが13本あるから記事13本、と数えて従量制でお金取るって……コンテンツを有料で売る前に、もうちょっと頭使えよといいたくなります。組版用のシステムから自動的に記事をコンバートしてデータベースに入れてるからこういうことが起こるのだとは思いますが。
ま、逆にいえば順位だけ知りたいなら見出しを眺めるだけで完全にことたりるのでお金は要らないわけで、そう考えれば親切なのかもしれません。ものは言いようです、全く。
あ、記事の方は、さすが日経が「初心者におすすめ」と書いているだけあって、表現や着目ポイントがとても参考になりました。「最新版の Android2.1搭載」って書いても何がいいんだか普通の人は分からないけど、「フラッシュという技術を使った動画を閲覧でき、iPhoneのような マルチタッチ操作も可能」と書けばたしかに何がアピールポイントなのかが伝わります。ともすればマニアの視点で話したり書いたりしがちなので、注意したい と思いました。
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ここまで書いてから気がついたのですが、日経Web刊の「ランキング」カテゴリーで、この記事無料で読めたんですね。個別記事にリンクすると怒られるのではりませんけど。あははは。
で、やはり日経gooで13本にカウントされている記事は、日経Web刊では1本の記事として1ページにまとめられていました。これって見方によっちゃ1本の記事を13本に水増しして売ってるとも言えなくはないんじゃないでしょうか。早急に改善を望みたいところであります。
19:25追記:日経Gooの検索結果をさらに遡っていくと、先週以前のランキングについては、1つの記事が1つの見出しとして表示されていました。
例:
初夏を感じる取り寄せ抹茶スイーツ――洋菓子でも今や定番に(何でもラ ンキング)
2010/ 05/ 08日経プラスワン 文字数:3934
さすがに「バラ売りで不当に儲けよう」などということを考えているわけではなく、担当の方が気づいたら今週分も正しく修正されるのでしょう。だとしても、有料サービスの提供者としてあまりにもお粗末。こんな基本的なチェックをおろそかにしたまま「本当に価値のある情報には対価をいただきたい」(日経Web版発表説明会での日経新聞・喜多社長のお言葉)とか言われても。ねえ。