届け出たのに未届とはこれいかに。

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今年は咲いてるうちに見れた。亀戸天神の藤。(写真と本文は無関係です)

今年は咲いてるうちに見れた。亀戸天神の藤。(写真と本文は無関係です)

同居を開始して4月12日で1年が経ちました。「籍入れないのか」といろいろな人に言われますが、選択的夫婦別姓が結局選択できないままの現状では、入籍した時点でどちらかが姓を変えるために役所や金融機関やその他諸々の膨大な手続きをする必要があります。変えて→戻して→変えて→戻してと2往復してますからそれがどれだけ面倒かは骨身にしみておりますし、同じ面倒を相手にかけるのも嫌ですし、ということで今までそのままでやってきました。

が、1年一緒に暮らしてみて、頼まれて住民票や印鑑証明や取りに行くたびにいちいち「委任状」を要求されるのがめんどくさかったのと、事故や手術などの時家族として同意書にサインができないのはまずかろうということで、「事実婚」として役所に届けた方が諸々いいのではないかという提案をしたところ採用されましたので、飛び石連休の谷間の28日、一緒に区役所に行ってきました。

役所の窓口で「入籍はしないんですが世帯を一つにしたいんですが」と言ったところ、窓口のおねえさんは慣れた様子で「あーはいはい、世帯の合併ですね」と用紙を出してくれました。2つの世帯を1つにするということになるようです。世帯主は収入が多い方がなった方がいいんじゃないかという話もあったのですが、会社に対して諸々届出などが面倒だろうということでダンナの方。というと、「では板垣さんの世帯を山田さんの世帯に合併するということで」…会社の合併で存続会社と消滅会社があるようなもんで、存続世帯と消滅世帯があるんですね。婚姻届を出す、いわゆる「入籍」の場合はどちらか一方が存続するわけではなく「新たな戸籍を作成する」なので、世帯合併の方が入籍という言葉のイメージに近い気がしました。合併の理由は「生計を一緒にするため」、続柄は「同居人」と「妻(未届)」のどちらかが選べますがどちらにしますかと言われて「妻(未届)」を選びました。

他に必要だったのは私の国民健康保険の手続き。国保は「世帯」単位での加入となるのですが、私のように「世帯主は社保加入だが収入的に扶養家族扱いにはならず国保加入が必要な世帯員」の場合は「擬制世帯主」を設定した保険証の再発行手続きと、保険料の銀行引き落とし手続きのやり直しが必要になりました。この時に自分だけではなく世帯主の印鑑も必要になるので注意が必要です。擬制世帯主って分かりにくいんですが要は健康保険証の「世帯主」のところに書かれている世帯主が国保加入者ではないという意味のようです。扶養関係がないのに世帯単位で扱われるっていうのもなんだかなあって感じです。ちなみに確定申告時の保険料の控除は実際に支払った方からだそうで、請求は世帯主宛に来ます(=法律上の支払義務者は世帯主)が、私名義の口座から引き落として支払っていれば従来通り私の収入から控除できます。

ところで国民健康保険証の裏に臓器提供に関する意思表明をする欄があって、自署と家族署名をするのですが、現在の臓器移植に関する法律では確か事実婚は親族扱いにならなかったと思うのですが、これは有効になるんですかねえ。

ということで、世帯主ではなくなりました(18年ぶり4回め)。それにしても役所に届けて(未届)な続柄になるというのも変な感じです。

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