眼鏡職人のお店で眼鏡を買いました。

Pocket

local_optical

天気の良い土曜日の午後、たまプラーザのおっしゃれーな眼鏡屋さんまでおでかけしました。ダンナの高校時代の同級生、眼鏡職人の矢田さんのお店です。
Local たまプラーザにある眼鏡店

かわいい(お値段はかわいくない)。

かわいい(お値段はかわいくない)。

バーカウンターみたいですが並んでいるのはめがねと工具です。

バーカウンターみたいですが並んでいるのはめがねと工具です。

検眼用ブース。しもんさん生まれて初めてめがね職人の検眼を受けるの図。

検眼用ブース。ダンナ、生まれて初めて眼鏡職人の検眼を受けるの図。

せっかくの機会ですので私も検眼してもらいました。12歳の時に視力急降下で病院にいったら「この近視は一生治りません」と宣告されて以来メガネとは36年のお付き合いですから、検眼の回数だって当然両手両足の指の数では足りないぐらいはこなしてきたわたくしですが、断言しますがここまで丁寧に検眼していただいたことはないです。視力、遠視・近視のグリーンとレッドのあれ、乱視の点と斜線のあれに加えて丁寧なお店なら斜視の検査ぐらいまでは普通にやりますけど、レンズを入れて矯正する前に数回繰り返して、立体視と両眼視の検査までやるお店は初めてです。

「今のレンズだと、手元ちょっと辛くないですか」「暗くなってくると良く見えないと感じたりしませんか」と言い当てられました。いまの眼鏡を作った時より老眼の度数が進行していて(……)近い方用のレンズの度数が中途半端なことになっていたよう。合わせてもらったレンズだと確かに手元の新聞の文字もスマホの文字も眼鏡を外すよりも楽に読めました。

IMG_2510

今かけてるのだと次はこんな感じでどうでしょう、と選んでくれたフレームたち。

LINDBERGのフレーム、以前からたまに雑誌なんかで見かけて(名前で)気になってたんですが、ちゃんと手に取ってみたことはなかった。ねじがない機構。へー。軽い。

遠近両用レンズの価格表を見せてもらったら両眼で25,000円~168,000円(!)まで。高い方はカールツァイスのカスタマイズレンズで、扱える店がものすごく限られているそうです。「まだしばらくは老眼も進行するし度数が安定しないからこれはお勧めしませんけど、今使ってるレンズ(実はJINSでフレーム込みで15,000円でした)よりもう1ランク上のレンズ(両眼で4万円台)に上げるだけでもかなり見え方変わると思います」と言われました。

……てことでね。買っちゃいましたよ。結膜炎の後遺症で瞼の裏に爆弾抱えていてコンタクトレンズの長期間連用ができないわたくしには、めがねは生活と仕事の必需品です。という割にはいままでかかりつけの眼鏡屋さんすら見つけられてなかったんですが、この人なら信用できそうかなと思い。

オーナーの矢田さん。

オーナーの矢田さん。

レンズの位置合わせを待っている間に、なんで眼鏡職人になろうと思ったの、と聞いてみました。

「もともとは古着屋で働いてたけど、給料安すぎたんでこれじゃ生活できないと思い、古着を着て働けるところ、を探したら眼鏡屋だった」「お客様にあった眼鏡を作るための検眼てね、会話しながらリラックスしてもらって、どんな見え方を求めているのか、今の見え方はどうなのかを対話で聞き出していく作業なんだけど、最初に勤めていたお店ではなかなかそれができなくて、そういう検眼ができるところってどこだろうって探したら、眼鏡のセレクトショップならそういうやり方ができるって分かったので、2年ぐらい修行したんです」その後いくつかのお店の立ち上げを任され軌道に乗せたあと、自分がいいと思う眼鏡を欲しいお客様に売るための店を1年前に開業されたのだそうです。

1周年記念のキャンドル。いい香り、だけど猫がいるのでうちでは控えめに楽しみます。

1周年記念のキャンドル。いい香り、だけど猫がいるのでうちでは控えめに楽しみます。

JOA認定眼鏡士という業界資格を持っている矢田さん、資格を取ろうと思ったきっかけは、ある日店に来られた知的障がい者の方の度数を出せなかったことだそうです。「1時間半かけて検眼したんだけど結局できなくて、『ごめんなさい、時間をとっていただいたんだけど度数が出せませんでした』とあやまったら、『こんなに丁寧に検眼していただいたことはいままでなかった、ありがとう』と言われて、僕悔しくてたまらなかったんです。それで、もっと勉強しようと思った」今まで私は検眼って機械を扱う技術だと思っていたので、とても驚きました。

久しぶりに、この人からものを買いたい、と思う人に出会えました。きっかけをくれたダンナに感謝です。

できあがりは1週間後。楽しみです。

 

Pocket